12月4日、多摩市民館大ホールで鎌田實さんを迎え、講演会が開催されました。同時に川崎市健康福祉局からの「新型コロナウイルスの川崎市における発生状況とその予防」と「地域市民団体の活動紹介」がありました。参加者は450名、隣を空けたこともあり、満席状態でした。
主催は川崎市健康福祉局・長寿社会部と当法人。この講演会は、「地域のシニアがいきいき元気に生活できるようになってほしい」という趣旨で、年1回行われている。
今回は、大きな社会問題である「コロナ時代をどう生きるか」に対するヒントを欲しいということで、鎌田實さんをお呼びした。
前半は自分の生い立ちに続き、読書がその後の生き方に影響した、医師として国内や海外での活動、音楽が生きる力につながるなど語られた。
後半は、免疫力アップ（太陽に当たる、朝食はしっかり、軽い運動で温めるなど）、認知機能アップには社会参加が有効、スクワットやかかと落とし、「ももあげ＋じゃんけんしながら」体操など通じての「貯筋」など。
映像の説明や体操の実演で、舞台上をフットワーク良く動き回っているのが印象的だった。
「チャレンジすることから楽しみが生まれる」と「地域活動を通じ社会参加」で締めくくられた。
