サイバー・セーフティアドバイザー養成講座を受講してきました
2016/11/15


                             作成:斎藤秀明
 11/12(日) 神奈川県警察本部サイバー犯罪対策課対策係主催で、サイバー防犯ボランティア活動のうち、児童・生徒・保護者等を対象とした講習会の講師を育成するための養成講座が県警本部大会議室で行われました。

かわさき創造プロジェクトからは、4名が受講しました。11/12、11/26の2回連続の受講で修了となりますが、両日とも昼食をはさんで10:00~17:00までびっしり講義があり最終日はテストもあります。

私は3年前に受講しており最新情報を得るために受講しましたが、今回の参加者数はその時と比べ大分減っており数十名くらいで、少年補導員や一般に混じって中・高・大学生の姿もあり、活動がより身近な中高大学などでも行なわれていることが実感できました。

講義で使われた資料は、県警のホームページ
に掲載されており、必要であればダウンロードができます。
そのページの左側に「サイバー犯罪」という項目があります。そこをクリックしてください。

講義詳細は省きますが、印象に残っていることなどを書いてみたいと思います。

・ボランティアに期待される役割
  ・被害にあわないための教育活動を行い、子供たちにかかわる取組みを進めていく
  ・広報啓蒙活動としてキャンペーンや、チラシ、広報誌を配る
 KCPでは県警のサイバー防犯キャンペーンのイベントがあるときなどに、講座修了者が毎回協力しています。

・活動事例
  ・ボランティアの世代交代が始まってきた
  ・この講習を受けた大学生が高校生に、その高校生が中学生に、その中学生が小学生にという流れになってきている。
  ・上級生から下級生へ危険や対応策などを話すことでパイプ役になり、ルール作りへの参画がができてきている。

・リスクを想像する想像力
  ・ネット上の事故:どんな対策を立てても完全・完ぺきではない。
  ・コンタクトリスク:最悪のときは命に係わる
  ・ネットで個人情報をさらすことのリスク
  ・LINEや他のSNSでのいじめの事例

・ITリテラシーはあるがメディアリテラシーがない
  ・使い方にたけているが、モラルが置き去り
などなど。

KCPの方々の感想は、とてもためになった、面白かった、知らなかったことを聞けた、特定のテーマに絞って具体的に説明してくれたらよかったのに、などが上がりました。関心のある方は一度受講されてはいかがでしょうか。

                               以上